「動物福祉」とトリミング

2024年06月20日 15:22
カテゴリ: ARIAについて

こんにちは、店長の菊地です🤓

今回は、当店のこだわりポイントの1つ「施術中の犬猫のストレス配慮」についてお話ししたいと思います。

皆さんは、ご自分のペットが「トリミングサロンで過ごしている時間」についてどうお考えですか?

預けているあいだ
楽しんでいるかなぁ、
寂しくないかなぁ、
寝てないかなぁ、

などなど人によって様々かと思います☺️

当店では、現在世界的に注目されている「動物福祉(アニマルウェルフェア)」の考え方を取り入れ、犬猫達が少しでもリラックスできる環境を提供できるよう勉強中です✏️

もちろん、飼い主さんが求める美しく可愛らしい仕上がりも重要ですが、それと同じくらい犬猫達の心身の健康を守ることを優先しています。

当店では、トリミングの施術中に犬猫たちのストレスを少しでも軽減できるよう配慮しています。

例えば
知らない人が気になる子の為に扉に、カーテンを掛けて外からの視線を遮ることや
他の犬猫が見えないように隣のトリミングテーブルとの間をカーテンで仕切るなどをしています。
また、おトイレタイムやレクリエーションの時間を設けて、来てくれた子たちが少しでも安心して楽しめるように心がけています😀

⭐動物福祉の「5つの自由」

動物福祉には「5つの自由」という世界共通の基本方針があります。

1. 飢えと渇きからの自由
2. 不快からの自由
3. 痛み、傷害、病気からの自由
4. 恐怖や抑圧からの自由
5. 正常な行動を表現する自由

参照:https://www.jaws.or.jp/welfare01/

動物が精神的・肉体的に健康であり、幸福で環境とも調和している状態を目指すための基準です。この基本方針をお預かり中にも取り入れています。

🐾ARIAでの「5つの自由」への取り組み

1. 飢えと渇きからの自由: 食べられる子にはトリミング中におやつをあげたり、お水休憩を挟みます。お弁当のお持ち込みも可能です。

2. 不快からの自由: リラックスできるよう、適切な室温や水温、清潔さ、安全な休息場所を提供します。
トリミング作業やお家以外の場所が苦手な子には、なるべく早くトリミングを終わらせる方法や
トリミングを2日に分割してお預かり時間を短縮するなど飼い主様とご相談します。

3. 痛み・傷害・病気からの自由: 痛みや苦痛を伴わないよう最大限注意し、健康管理に配慮します。
皮膚の赤みなどを発見した場合や、お預かり中に気になった点は飼い主さんにお伝えします。

4. 恐怖や抑圧からの自由: 犬達に恐怖を感じさせないよう穏やかな接し方を心がけます。その子が何を怖いと思うのかを気にかけながらトリミングを行い、苦手な作業の時間を少なくするなど、飼い主様ともご相談させていただきます。

5. 正常な行動を表現する自由: 自然な行動を取れるよう、十分なスペースを提供します。トリミング中は落下や怪我防止の為にトリミングリードを使用しています。

これらの取り組みを通じて、ペットの福祉を守り、飼い主様とも信頼を築いていきたいと思っております。

何が好きなのか、何が苦手なのか、その子によって違い、毛やお肌の汚れ具合も違います。何ができるか一緒に考えさせて下さい😊

私たちは犬達がトリミングサロンに行くことが少しでも辛くない、寂しくない、むしろ嬉しい、楽しい時間と感じられるように努力していきたいと考えております。

もしも私たちの取り組みに興味を持っていただけたら、ぜひ一度サロンにお越しください✨お待ちしております。

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